M.シャンケン・コミュニケーションズ社の社長兼創設者であるマーヴィン・R.シャンケン氏が、昨夜マンハッタンのダウンタウンで生涯功労賞を受賞した。 シャンケンは『シガー・アフィショナード』、『ワイン・スペクテーター』、『ウイスキー・アドヴォケイト』、『マーケット・ウォッチ』誌の発行人兼編集者であり、数多くの印刷物やデジタル・ニュースレターも発行している。
有名スポーツ選手のジム・ナンツ氏によるビデオプレゼンテーションの後、コンデナスト・インターナショナルのジョナサン・ニューハウス会長がシャンケン氏を紹介し、賞を授与した。
「マーヴィンはエリート雑誌メーカーの一人であり、我々のビジネスにおける天才の一人です」とニューハウス会長。ニューハウスは、シャンケンの出版における長い歴史、特に広告収入のために編集の完全性を妥協しない姿勢を称賛した。「広告と編集を隔てる壁が存在しない今日のメディア状況において、マーヴィンは鉄のカーテンを維持している。
シャンケンの出版業界での成功は、1973年に『インパクト』というワイン・スピリッツ業界のニュースレターをささやかながら買収したことから始まった。この本からの年間収益は1万$に達した。その後、経営難に陥っていたワイン・スペクテイター紙を買収し、カリフォルニア・ワインから世界のワインへと範囲を広げ、ライフスタイルの記事も加えて、今日の成功した光沢のある雑誌へと再定義した。
1992年、シガー・アフィショナードを設立。 会社の反対にもかかわらず、当初から利益を上げていた。シャンケンの会社は、苦戦する小さな出版社から数百万人の読者を抱える出版社へと大きく成長した。
慈善活動は、これらすべての功績から生まれた。シャンケンのワインスペクテーター奨学財団は2500万ドル以上を集めた。彼のシガー・アフィショナド・ナイト・トゥ・リメンバー・ディナーは、前立腺がん研究のために2000万ドル以上を集め、プロゴルファーのアーニー・エルスとともに創設したエルス・フォア・オーティズム・プロアマは、わずか10年で1000万ドル以上を自閉症のために集めた。その中心は、フロリダ州ジュピターにあるエルス・センター・オブ・エクセレンスと呼ばれる学校で、現在260人の生徒が学んでいる。
シャンケンの受賞スピーチは短く、目に見えて感動的だった。特に、夫とともに公聴会に出席した妻のヘイゼルと娘のサマンサ、アリソン、ジェシカに感謝の意を表した。また、会社の従業員たちにも感謝の言葉を述べた。聴衆の中には、彼の下で30年以上働いている者が8人、20年以上働いている者が8人いた。
「ここにいるシャンケン・コミュニケーションズに人生を捧げてきた人たちのおかげで、私はここにいます。"この瞬間、私はただ圧倒され、来てくれた皆さんに感謝しています。"
イベントの最後には、出席者全員にニッカ・フロム・ザ・バレル・ジャパニーズ・ウイスキー(ウイスキー・アドヴォケイト誌のウイスキー・オブ・ザ・イヤーにノミネート)が振る舞われ、お祝いの乾杯が行われた。
記事出典:デヴィッド・サボナ
写真/ジョナサン・ロックウッド・スミス